‥シンガポールバスケ同好会 RED LEONより引用
2-1-2(もしくは2-3)ゾーンの攻め方を共有したいと思います。
ちなみに2-1-2(もしくは2-3)ゾーンを対象としており、
万が一、3-2とか1-3-1とかやってきたらあきらめましょう。(笑)
(経験上、9割方のチームがゾーンと言ったら2-1-2(もしくは2-3)なので・・・)
さて、ゾーンの攻め方の鉄則ですが、、、
究極にシンプルに考えると、ポイントは以下の3つです。
①ハイポスト・ローポストにポジショニングする
②ウイングが0度に落ちる
③逆サイドに展開
あ、もちろん前提は空いたらシュート!!でね。
世の中いろんな考え方があるので、どれが正しいなんて一概には言えませんが、
少なくともゾーンを攻めるのにドリブルとかペネトレイトとかロングパスとかはいらないと思います。狭いスペースの中ドリブルで突っ込んでったら相手の思うツボやし、ロングパスはカットされやすいですし。ショートパスを繋ぎながら逆サイドに展開、つまりディフェンスを横に揺さぶることにより、スペースを作ることが大事だと考えます。で、前置きがズイブン長くなってしまいましたが、基本形です。
※わかりづらくなるのであえてディフェンスは図の中に入れてません。
PGとSG/SFをウイングに配置するのはマンツーマンの時と同じですね。で、大事なのが、
PF・・・必ずどちらかのサイドのハイポストに陣取る
C・・・(PFがいるサイドと逆サイドの)ローポストに陣取る
後述しますが、PFとCは同じサイドに陣取っても大丈夫です。
とにかくハイポスト=ローポストの関係を崩さないように、これだけ気を付けてください!!
まずは1st Choiceです。PGからでもウイングからでもいいのですが、まずはハイポストにボールを入れる事を狙います。
で、ハイポストのプレーヤーは、ボールをもらったら、
①まずは1対1の意識(背負いながらもらうことになるので難しいかもですが・・・)
②ローポストがいいポジション取ってパス出せそうならパス
③ダメならPG/ウイングに返す
ハイポストに入れることで、ディフェンスの意識がギュっと中に行きますので、
ボール返してもらったプレーヤーはシュート打つ意識で行きましょう!!
続いて2nd Choice。PG=SG(もしくはPFを中継しながら)でパスをやり取りしながら、SG/SFのプレーヤーは0度に移動します。
PGと逆サイドのSG/SFはそれにあわせて、全体的にワンサイドに寄るように移動します。
PF・Cのプレーヤーはこのときじっと動かずに待っていましょう。
位置の目安
SG/SF・・・0度
PG・・・45度
逆サイドのSG/SF・・・3ポイントライン付近、ローポストのプレーヤーと同じぐらいの縦位置
んで、0度にパスが入りそうになったら・・・
逆サイドにいてナリを潜めていたCが、ボールサイドに移動してきます。
この、逆サイドから移動してくる、というのがゾーンを攻めるうえで効果的で、
こうすることによりマークが外れ、ローポストにボールも入りやすくなります!
で、ローポストにボールが入ったら、
①まずは1対1の意識
②ハイポストのプレーヤーに合わせる
③ダメならPG/ウイングに返す
ローポストに入れることで、ディフェンスの意識がさらにギュっと中に行きますので、
ボール返してもらったプレーヤーはシュート打つ意識で行きましょう!!
で、こっちは、0度に落ちたんだけれどもやっぱローポストにはボール入りませんでした、
もしくは、ローポストにボール入れたけど攻めれず、また0度に戻ってきましたVer.です。
0度のプレーヤーは、なんともならん状況になったら、実はピンチはチャンス!!
いったんボールをPGに戻して、そのままベースライン上を走って逆サイドに切れ込みましょう!!
ボールはPG=逆サイドにいたSG/SFと経由して、逆サイドに走りこんだSG/SFにパス!!
今までの経験上、このパターンだとフリーで打てる確率大でございます(^^)/
んが、こればっかやってるとさすがにディフェンスにもバレてくるので、
「もう飽きたぜ、そのパターンはよう」by河田
ってなったときが、
「こうくるのを待っていたんだ!!」by牧
な、チャンスでございます!!!!
逆サイドに走りこんだSG/SFにボールが渡ったら、PF・Cともにボールサイドに移動します。
これまた逆サイドから移動してくる効果的なパターンになりまして、
こうすることによりマークが外れ、ローポストもしくはハイポストにもボールが入りやすくなります!
で、ローポスト・ハイポストにボールが入ったら、
①まずは1対1の意識
②ポスト同士の合わせ
③ダメならPG/ウイングに返す
たぶん、ここまで行ってればほぼ確実にいい形でシュート打ててると思います。
補足として、、、
最初っから、ハイポストとローポストが同じサイドにいても大丈夫です。
ただ、この場合だと逆サイドから移動してくる効果的なパターンが使えないので、
ローポストのプレーヤーはよっぽどポジションをしっかりキープしているか、
もしくは最初っから0度に落として逆サイド狙いでいくか、どっちかの選択になりますね。
と、まぁ長々と書いてみましたが、簡単にまとめますと・・・
①まずはハイポストを起点に勝負させる
②0度に落ちてローポストを起点に勝負させる
③逆サイドに展開してシュート もしくは 逆サイドに展開してハイ・ローで攻める
な、感じです。
あ、肝心のフォーメーションの名前言ってませんでしたが、
このフォーメーションは「波乗り」と言います。
なんで、波乗りなのかは意味不明ですが、、、
偉大なる先輩たちからそう叩き込まれたので、波乗りのままにしときます。(笑)
(多分、逆サイドへの展開の連続がウェーブっぽいからだとは思うんですけど・・・)
横浜の実業団チーム(といっても、そんなに強いところではなかったですが)でやってたときは、ひたすらこの練習ばっかりやってて、結構ゾーンうまく攻めれていました☆しかも、0度から逆サイドに展開して、さらにサイドチェンジしたC=PFと5連荘でパス決まって、最後シュートも決まったりすると、
悶絶するぐらい気持ちいいぃ~(*´▽`*)
ので、頑張って練習してみましょう。
動き自体は、覚えてしまえば簡単なので!!
ということで、登録メンバー各位
この記事最低10回は読み返して、動きを覚えておくように(愛)